お客様から受けるご相談で多いもの、その中のトップ3に「中イキが難しい」ということがあります。
「SEXの経験がほとんどないから・・・。」というわけでなく、パートナーがずっといて、ずっとSEXし続けているのにも関わらず中イキできない、という方が非常に多いということです。
「ずっと」というのは10年20年という長い年月であったりもします。
これはSEXの回数が重要なわけではなく、SEXの仕方に問題がある場合がほとんとです。みなさんどうしても回数が重要だと思い込みがちで、その仕方については考える機会があまりないように思います。
SEXの回数ではなく、中身・動きを考えてみよう。
「ずっとSEXしているのに中イキできない」そもそもの根本原因は、「男性と女性の気持ちよくなる動きが違う」ということです。男女で気持ちよくなる動きが違うので、お互い求める動きが異なってしまい、結局すれ違いのまま終わる・・・ということになります。
男性は摩擦で感じ、女性は圧力で感じる。
具体的には、男性は「摩擦」で感じる方が多く(厳密にお話をするとこれも錯覚なのですが・・・)、女性は「圧力」で感じる方が多い、ということですね。(膣の入り口のあたりでは女性も前後の摩擦で感じることはあります。)
男性は摩擦で感じる方が多いので、男性器を前後に動かし、出し入れする傾向にあります。それはSEXの最中であってもフェラチオであってもそうですね。
ですので男性の向けのアダルトビデオでは、女性の頭を押さえて腰を前後に振ったり、男性器を膣に激しく出し入れをして、パンパンパンパン!という音を立てているシーンが多いです。
女性がSEXで気持ちよくなるためには前後の動きはそこまで重要ではありません。より重要なのは“押して圧力を加える”動きなんです。
「男女では求める動きが違う」ということを頭に入れながら、SEXをすることが大切です。
ここを考えずにただSEXの回数だけを追求しても、なかなか中イキができるようにはならない、ということなんです。
では、「この求める動き方の違い」を色々なSEXの体位やプレイにどのように反映していくのか・・・ということですが、また次回以降の性感コラムでご紹介していきますね。